GEFORCE GAME READY DRIVER をアップデートしよう(451.48)

2020年7月3日金曜日

Windows

t f B! P L

今回は、NVIDIAドライバアップデートが来ていたので、その件について書きます。
NVIDIA GeForce Experience に通知がきています。

GEFORCE GAME READY DRIVER をアップデートしよう(451.48)


現在のバージョンを確認しよう

  1. [ デバイスマネージャ ] > [ ディスプレイ アダプター ] > [ NVIDIA GeForce GTX 660 Ti ] を右クリックします。

  2. [ プロパティ ] を選択します。

  3. [ ドライバ ]タブを選択し、バージョンを確認します。

  4. バージョン: 26.21.14.4614になっています。

アップデートしよう

今回は、NVIDIA GeForce Game Ready Driver のダウンロードサイトからアップデートする場合について書きます。

  1. NVIDIAドライバーダウンロードのサイトに行きます。
  2. PCのグラフィックカードが選択されている場合は、そのまま[ 検索 ] を選択します。
    選択されていない場合は、製品タイプ・シリーズ・ファミリー・OS・ダウンロードタイプ・言語を選択してから [ 検索 ]を選択します。ダウンロードタイプは、[ Game Ready ドライバー(GPD) ] を選択します。

  3. [ ダウンロード ] を選択します。

  4. [ ダウンロード ] を選択します。ダウンロードされたファイルを開きます。

  5. [ はい ] を選択します。

  6. [ OK ] を選択します。

  7. パッケージの展開がはじまります。

  8. インストールがはじまります。

  9. [ NVIDIA グラフィックス ドライバおよび GeForce Experience ] を選択して、使用許諾契約書をよく読み、[ 同意して続行する(A) ] を選択します。

  10. インストールオプションでは、通常なら[ 高速(推奨) ]を選択でもよいかと思いますが、今回は、メジャーアップデートということなので、カスタム(詳細)でクリーンインストールを選択して、[ 次へ ] を選択します。

  11. すべての項目にチェックを入れて、[ 次へ(N) ] を選択します。

  12. ドライバのインストールがはじまります。

  13. [ 閉じる(C) ] を選択します。

  14. Experienceが起動してログイン画面が表示されます。NVIDIAアカウントを入力してログインします。

  15. リリースハイライトが表示されます。[ × ] で閉じます。

  16. [ ツアーを開始する ] を選択します。PC内のゲームをサーチして最適化処理が行われます。

  17. 以下の画面になったら、[ ホーム ] を選択します。

  18. インストールされているゲームが表示されまる。

  19. 再起動してとは言われませんが、OS再起動しておいた方がよいです。動作が安定します。

アプデ後のバージョンを確認しよう

アップデート前のバージョン確認方法と同じです。デバイスマネージャからドライバのバージョンを確認します。

バージョン: 27.21.14.5148になっています。
メジャーバージョンと最後のリビジョンだけが上がっています。
26.21.14.4614→27.21.14.5148ですね。

アップデート内容を確認しよう

リリースハイライトによると、
「Game Ready Driversは、すべての主要な新しいリリースで最高のゲーム体験を提供します。新しいタイトルがリリースされる前に、ドライバーチームはぎりぎりまで作業を進め、1日目の最高のゲームプレイのためにすべてのパフォーマンスの微調整とバグ修正が確実に含まれるようにします。 DirectX 12 UltimateのGame Ready新しいGame Ready Driverは、新しいDirectX 12 UltimateグラフィックAPIを完全にサポートします。これには、DirectXレイトレーシング(DXR)バージョン1.1のサポートに加えて、メッシュシェーダー、サンプラーフィードバック、および可変レートシェーディング(VRS)のサポートが含まれます。さらに、このドライバーは、Windows 10 May 2020 Updateで使用される場合、ハードウェアアクセラレーションGPUスケジューリングをサポートします。」

さらに、NVIDIAのセキュリティ情報サイトによると、以下の脆弱性が修正されています。
2020年6月セキュリティ情報
日本語サイトはまだ更新されていませんので自分調べです。( ゚Д゚)。
以下、ESXi向け

CVE-2020-5962

重要度:重要
内容:NVIDIA GPUディスプレイドライバーのコントロールパネルコンポーネントに脆弱性があります。ローカルシステムにアクセスできる攻撃者がシステムファイルを破損し、サービス拒否や特権の昇格を引き起こす可能性があります。
対応済みバージョン:451.48(Windows版)

CVE-2020-5963

重要度:重要
内容:NVIDIA GPUディスプレイドライバーのプロセス間通信APIに脆弱性があります。不適切なアクセス制御により、コードの実行、サービス拒否、または情報漏えいが引き起こされる可能性があります。
対応済みバージョン:451.48(Windows版)

CVE-2020-5964

重要度:警告
内容:NVIDIA GPUディスプレイドライバーのサービスホストコンポーネントに脆弱性があり、アプリケーションリソースの整合性チェックに失敗する可能性があります。これによって、コードの実行、サービス拒否攻撃、または情報漏えいにつながる可能性があります。
対応済みバージョン:451.48(Windows版)

CVE-2020-5965

重要度:警告
内容:NVIDIA GPUディスプレイドライバーのDirectX 11のユーザーモードドライバー(nvwgf2um/x.dll)に脆弱性があり、特別に細工されたシェーダーが範囲外のアクセスを行い、サービス拒否を引き起こす可能性があります。
対応済みバージョン:451.48(Windows版)

CVE-2020-5966

重要度:警告
内容:NVIDIA Windows GPUディスプレイドライバー(nvlddmkm.sys)のカーネルモードレイヤーの関数DxgkDdiEscapeに対するハンドラーに脆弱性があり、その関数内でNULLポインターが逆参照され、サービス拒否や潜在的な特権の昇格が発生します。
対応済みバージョン:451.48(Windows版)

CVE-2020-5967

重要度:警告
内容:NVIDIA Linux GPUディスプレイドライバーのUVMドライバーの脆弱性があり、競合状態がサービス拒否を引き起こす可能性があります。
対応済みバージョン:440.100(Linux版)

CVE-2020-5968

重要度:重要
内容:NVIDIA Virtual GPU ManagerのvGPUプラグインの脆弱性があります。このため、ソフトウェアは、メモリやファイルなどのインデックスやポインターを使用してアクセスされるリソースの境界内での操作を制限したり、誤って制限したりします。実行、サービス拒否、特権の昇格、または情報漏えいする可能性があります。
対応済みバージョン:10.3

CVE-2020-5969

重要度:重要
内容:NVIDIA Virtual GPU ManagerのvGPUプラグインの脆弱性があり、vGPUプラグインが共有リソースを使用する前に検証し、サービス拒否や情報漏えいにつながる可能性のある競合状態を引き起こします。
対応済みバージョン:10.3

CVE-2020-5970

重要度:重要
内容:NVIDIA Virtual GPU ManagerのvGPUプラグインに脆弱性があります。この脆弱性によって、入力データサイズが検証されず、改ざんやサービス拒否につながる可能性があります。
対応済みバージョン:10.3

CVE-2020-5971

重要度:警告
内容:NVIDIA Virtual GPU ManagerのvGPUプラグインに脆弱性があります。この脆弱性によって、ターゲットのバッファーの後のメモリ位置を参照するインデックスまたはポインターなどのバッファーアクセスメカニズムを利用して、バッファーからソフトウェアが読み取り、コードの実行やサービス拒否特権の昇格、または情報漏えいにつながる可能性があります。
対応済みバージョン:10.3

CVE-2020-5972

重要度:警告
内容:NVIDIA Virtual GPU ManagerのvGPUプラグインに脆弱性があります。この脆弱性によって、ローカルポインター変数が初期化されず、後で解放される可能性があり、改ざんやサービス拒否につながる可能性があります。
対応済みバージョン:10.3

CVE-2020-5973

重要度:警告
内容:NVIDIA Virtual GPU ManagerとゲストドライバーのvGPUプラグインの脆弱性があります。これにより、特権操作を実行する可能性があり、サービス拒否につながる可能性があります。
対応済みバージョン:10.3

まとめ

今回は、Direct12Ultimate対応ということでメジャーバージョンアップされています。また、脆弱性の修正やゲーム最適化とバグ修正と盛りだくさんなので、アップデートはしておいたほうがよいです。特に、GeForceのグラフィックカードを利用されている方は、NVIDIA GeForce Experienceを使うと配信されたときに通知がくるので、適用忘れもなくなるので、インストールすることをおすすめします。

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NVIDIA 2020年6月セキュリティ情報

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